「ポーカーの役の発生確率は?」

「ポーカーの確率は勝つために重要?」

ポーカーを始めたばかりの方はこのように思うでしょう。

先に結論から言うと、ポーカーの様々な確率を知っておくことで勝率は格段に上がります。

本記事では、ポーカーの役の発生確率、スターティングハンドの確率、勝つために知っておくべき確率を紹介していきます。

ポーカーを始めたばかりの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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ポーカーのスターティングハンドの確率一覧

スターティングハンドとは最初に配られた手札を指します。

スターティングハンドで特定のハンド(役)が入る確率は以下の通りです。

スターティングハンド確率
ポケットペア約6%
スーテッド約24%
コネクター約4%

それぞれの確率について詳しく見ていきましょう。

ポケットペアの確率

2枚のカードの数字が揃っている状態をポケットペアと呼びます。

発生確率は6%で、特定のA-AやK-Kのポケットがハンドに来る確率は0.45%です。

ポケットになった時点でワンペアが完成していることになるので、プリフロップの段階では非常に有利に立ち回れます。

スーテッドの確率

2枚のカードが同じスート(ハートなどのマーク)で手札に入る状態です。

確率は約24%と比較的高く、この状態はフラッシュの完成に繋がります。

不揃いなカードよりも立ち回りやすく、オープンするプレイヤーも多いです。

コネクターの確率

同じスートの連続した数字が手札に入った状態です。

確率は約4%で 、数字のみ連続しているコネクターの確率は約12%となっています。

ストレートに繋がりやすく、相手が読みにくいハンドなので積極的に勝負できる手札です。

ポーカーの役の確率一覧

ポーカーの役は全部で10種類あり、それぞれの発生確率をまとめました。

確率
ロイヤルフラッシュ0.00015%
ストレートフラッシュ0.0014%
フォーカード0.0024%
フルハウス0.14%
フラッシュ0.2%
ストレート0.39%
スリーカード2.1%
ツーペア4.75%
ワンペア42%
ハイカード50%

役は上から強い順に紹介しています。

それぞれの役の作り方、確率について1つずつ詳しく見ていきましょう。

ロイヤルフラッシュ

10・J・Q・K・Aを同じスートで揃えることで完成する最強の役です。

発生確率は0.00015%と非常に低く、約65万回に1回の出現確率なので滅多に見かけることはありません。

狙って完成させられる役ではなく、かなりの運が必要です。

また、ロイヤルフラッシュの可能性があると分かった場合、気づいたプレイヤーはほとんど勝負を降りるのでチップを稼げる場面も少ないでしょう。

ただし、他プレイヤーがフォーカードなどの強い役を揃えていた場合は勝負を仕掛けてくるのでロイヤルフラッシュがばれなければ全額のチップを奪えます。

ストレートフラッシュ

スートを統一させ、連続した数字を5枚揃えれば完成です。

発生確率は0.0014%でこちらも狙ってできる役ではありません。

ほとんどないと思いますが、他に揃えたプレイヤーがいた場合は、最もランクが高いカードを持っている人の勝利です。

フォーカード

同じ数字を4枚揃えることで完成する役です。

スートを揃える必要はありません。

組み合わせは624通りあり、発生確率は0.0024%とまだまだ低い確率です。

他にも揃えた人がいた際は、強いカードランクを持つ人が勝利します。

確率は低いですが、数字を揃える役の中では最強の役です。

フルハウス

統一させた数字3枚からなるスリーカードと数字を2枚揃えるワンペアを手札に揃えて完成する役です。

組み合わせは3,744通りあり、確率は0.14%となっています。

フルハウスは他の上位の役と比べるとまだ現実味のある役です。

十分強い役なので揃ったら積極的に勝負しましょう。

また、フルハウス同士の勝負はスリーカード部分のランクが高いカードで勝敗を判断します。

フラッシュ

同じスートのカードを5枚揃えることで完成します。

数字を統一させたり、連続した数字を揃える必要はありません。

フラッシュの成立確率は0.2%で、組み合わせは5,148通りです。

揃いやすい分、他プレイヤーから警戒されやすいので注意しましょう。

また、他にも揃えた人がいた場合の勝負は構成するカードの中で1番強い数字を使います。

それでも同じ数字であれば2番目以降の数字を見て判断していきます。

ストレート

連続する数字を5枚揃えることで完成する役です。

スートを揃える必要はありません。

発生確率は0.39%で、組み合わせは10,200通りです。

他プレイヤーは完成したことに気づきにくい役なので、完成したら積極的に勝負に参加しましょう。

ストレート同士の勝負は、構成するカードの中で1番強い数字で勝敗を決めます。

スリーカード

同じ数字を3枚揃えることで完成する役です。

確率は2.1%で、組み合わせは54,912通りあります。

他にも揃えた人がいた場合の勝負は、最も数字が強いカードを持っている人の勝利です。

揃いやすい役なのでポーカーをプレイしていると頻繁に見かけるでしょう。

ツーペア

同じ数字のカードを2枚を2組み揃えることで完成する役です。

確率は4.75%で、組み合わせは123,552通りあります。

完成しやすい分、弱い役なので勝負する際は注意が必要です。

ツーペア同士の勝負は最もランクが高いペアを持つプレイヤーが勝利します。

ワンペア

同じ数字のカードを2枚揃えることで完成する役です。

発生確率は42%で組み合わせは1098240通りあります。

ほとんどの確率で成立する役で、ポーカーの中では最弱の役です。

ワンペア同士の勝負は、ランクが高いペアを持つプレイヤーが勝ちます。

同じ役で勝負する可能性も考慮して、なるべく強い数字でペアを作ることを意識しましょう。

ハイカード

厳密に言うと、ハイカードは役ではなく役がなにも出来ていない状態を表します。

確率は50%で、2回に1回発生します。

ハイカードの時は相手の様子を見ながら警戒して立ち回りましょう。

ハイカード同士の勝負は、最もランクが高いカードを比較して勝負します。

ポーカーで勝つために知っておくべき確率

ポーカーで勝率を上げるために知っておくべき確率を紹介します。

プレイする際は以下の確率を把握して上手く立ち回りましょう。

フロップでハンドがヒットする確率

フロップとは場に最初に配られる共通のカード3枚を意味します。

ハンドは役を意味し、フロップでハンドができる確率は約32%です。

3回に1回はできる確率ですが、できなかった場合も考慮して戦略を立てましょう。

ミドルコネクターがフロップストレートになる確率

上下の数字に繋げられる7や8などのミドルコネクターがフロップストレートになる確率は1.3%です。

非常に低い確率なので、あまり期待できません。

また、他プレイヤーがフロップストレートを狙ってる場合もあまり心配せずに立ち回りましょう。

スーテッドがフラップフラッシュドロー、フラッシュになる確率

スーテッド状態の手札でフラッシュドロー(後1枚でフラッシュが完成)、フラッシュが完成する確率は約12%です。

低い確率ではありますが、状況次第でフラッシュを狙ってみても良いでしょう。

ポケットペアがスリーカード、フォーカードになる確率

成立確率は約20%です。

参加すれば5回に1回はセット以上の役になる可能性があります。

相手も気づきづらいので、立ち回りが重要になります。

フロップでフラッシュができる確率

成立確率は0.84%です。

仮にフロップで絵柄が3枚出たとしても、かなりの低確率なので心配せずに立ち回りましょう。

回数にしても120回に1回ほどなので、そこまで警戒しなくても問題ありません。

フロップでストレートができる確率

成立確率は約2%となっています。

フロップで参加するプレイヤーはコネクター、スーテッドの場合がほとんどです。

連続した数字がフロップで出た場合は他プレイヤーのハンドを警戒しながら立ち回りましょう。

ポーカーの確率を覚えておけば有利に立ち回れる

本記事で紹介した確率を覚えておけば、その状況になった際に適切な判断をしやすくなります。

また、確率を把握しておけば他プレイヤーのブラフを見抜いたり、おかしな動きをしても冷静に対処も可能です。

無駄な負けを増やさず、勝てる勝負を逃しにくくなるのでポーカーのハンド数をこなして適切な判断ができるように練習しましょう。

ポーカーの確率まとめ

最後に本記事のまとめです。

  • ポーカーの確率を知ることで適切な判断ができる。
  • 確率を知ることは自分への利益アップに繋がる

ポーカーの確率を知ることは脱初心者への第一歩です。

いきなり全て覚えるのは難しいので、ハンド数をこなして着実に身に着けていきましょう。